いいわけ|河内渚



距離感

って難しいですよね。少なくとも私にとっては難しい。

今の人間関係もそうだし、過去を顧みても、色々と思い出すことがあります。 


そこそこ、いや、かなり仲良くしていたと思っていたのに、高校卒業後、連絡が取れなくもないけど、たまにするメールの返信もあまりくれないし、近況も全く教えてくれない人がいます。

前と変わらず今も東京に居るのかすら分からない。同窓会にも来なかったし。他の人もその子とつながりがないから、人づてに知ることもない。

同じコミュニティに居たので、そのメンバーで集まるからと連絡するときなどに、ごくたまに思い出しますが、もうその程度なのか、と少し悲しくもなります。


思い当たるところは無くはないのですが、何だろう、お互いに胸の内を明かし過ぎたのかな。色々支えてもらいながら、私が自分の都合で、その子をある部分で否定してしまったというのが大きいのかもしれない。聞いてみないと分かんないけど。聞いてもこたえてくれないだろうけど。いや、忘れてたけど、一度聞いたことあった。

忘れてるんですよね。そりゃ、人間忘れるものですけど、完全に忘れてしまうのはその子に失礼な気もして。でも、忘れているから楽だというところもあるにはあって。

いや、でも、その子が連絡をくれないのは、私のせいじゃないのかもしれない。だって周りの人たちも連絡取れてないわけだし。その子そんなに友達居なかったから何とも言えないけど。

でも、その子を傷つけてしまったことに関しては、ちゃんと謝りたい。でも、(会ってくれないから)メールで謝ったことはあるんですけど、返信くれなかったし、どうしたらいいんでしょう。


こんなかんじでぐるぐるぐるぐる。ああ、でも、もしかしたら、考えてるから許してもらえる、みたいに思ってる部分もあるのかなあ。そんなんでいいのかなあ。自分のことなのに、分からない。

でも、やっぱり、多分、そうやって言い訳を並べ立てて、自分を守ってるのかもしれない。いや、分かんないけど。

私って、距離感を測るのが多分苦手。なかなか心の鎧を脱がないくせに、ひとたび心を許すと、だだだだだだだだだだだだだ、と、流れ出すがままにしてしまう。

そうやって、相手に頼るだけ頼って、今度相手が自分を頼ってきたときに、うまく受け止められなかった。自分にその余裕が無かったからかもしれないけど、褒められた人間ではなかった。もしかしたらその子を利用してたのかも。

少なくとも、それを繰り返したくはない。自己中になり過ぎないようにしたい。ちゃんと受け止められるだけの余裕がある人間になりたい。ちゃんとした人間関係を築きたい。
でも、頼らせてくれる人が居ることはとても心の支えになるし、心の余裕は自分でコントロールできない部分もあるだろうし、ちゃんとした人間関係って何だってことにもなるし。

ああ、堂々巡り。

いや、同じ過ちはしないように努力するけども。

いや、そもそも一貫した文章が書けている気がしない。いや、これは文脈とは関係なく、ただの言い訳。

雑なまとめにかかりますが、King Gnuの「白日」という曲、心に突き刺さります。作者の意図した文脈はあるかもしれませんが、色々な解釈が許されている曲だと個人的には思います。誰にでも心当たりがある部分はあるのでは、とも思うので、よかったらきいてみてください。



0コメント

  • 1000 / 1000