春は出会いと別れの季節だもの|西野朱音
どうも!演出助手の西野です!
3月になりました、もうすぐ春ですね。
アア、未だ、2月が28日までということに慣れることができません、なのにキャンディーズを聴いてしまう…!
2月はアッという間に流れていき、『あなたのくつをはく』もあと少しです。
会場の東京芸術劇場がある池袋。
1年前、受験生だったワタシは上京し、池袋のネオン街の一角にあるビジネスホテルに2週間ほど滞在していました。毎朝、制服姿で、いわゆるオネエサンといわゆるオジさんとすれ違って、試験会場に向かってました。
池袋はいろんな人がいます。
サラリーマン、タイ人、男子高校生、ホスト、オーエル、JK 、、、単なるくくり以上に様々な人。多様性ってヤツです。
多様性ってヤツは大切にするもの、そういう道徳教育を受けて育ちました。これは、社会の総意であり、ワタシの願いでもある気がします。
大切にしたいというのは、否定しないようにしたいということです、本当は認めれたらサイコーだと思うのですが、すんません、力不足です。
さいきん、アンタのことを否定しないようにするあまり、自分のことを肯定することが恐ろしい。
度を過ぎて、自分の絶対的な意見を持てずにいます。強いて言うならば、自分の絶対的な意見を持てずにいるという意見を持っています。
自分の中に多様性のストックをしておかないと太刀打ちできない気がしていて、本当の多様性は大切にできていないのかもしれません。
アンタとワタシを大切にするために、どうすればいいのか、どうすることがいいのか、ワタシは、その実、わかっていません。
池袋からの帰り道、いろんな人とすれ違いながら、誰がこの答えを知っているのか考えました。が、誰もわかってない、というのが答えのような気もします。
むしろ、こんなにもいろんな人とすれ違うことができるのは、みんなわかっていないからなのかもしれないネ、と、そんなふうに思ったり、思えたりしました。
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