いつもより少し知る|飯尾朋花
おつかれさまです、演出助手の飯尾です。
現在、集中稽古や小屋入りのため、東京芸術劇場に、通っています。
池袋に通っています。池袋。すごい、すごい、なんでもあるぞ.........!!
わたしは愛知県のわりと田舎で生まれ育ち、去年の春に東京に出てきたばかりなので、池袋に通っているという事実が感慨深くて仕方がありません。
池袋は家族や友達と東京に行った際にちらっと観光した記憶があるのですが、サンシャイン水族館がすげえ、東急ハンズがある!という印象でした。
東急ハンズがあるところは栄えてると、だから池袋はめちゃすごいと、田舎の少女は思ってました。(今も思ってます。)
そしたら東京はいろんなところに東急ハンズがある。LOFTもある。都会すぎる。栄えていすぎる。OIOIってなんだ、おいおいって読むのかと思ってたわ、マルイて......あとルミネってなに、沢山あるの、チェーン店??ゴンチャってなに?GAPとGUCCIって似てない????
こんな感じで、自身の田舎者具合と世間知らず具合を東京に来て痛感しました。GAPとGUCCIの違いは流石に分かれよ自分って感じでした。
あと、方言。東京に来て方言に少し敏感になりました。
どしょっぱつって、東京の人は言わないんですね。1番最初って意味なんですけど。どしょっぱつからおおちゃくいことしんといてって言っとるがや!!(初っ端から怠けたことしないでって言ったでしょ!!的な意味)とか言わないんですね。
〜してみえるっていう敬語も名古屋弁らしいですね、敬語だと思っていたものが方言なのはおそろしいですね....
あとイントネーションも若干違うんですね。笑われました。恥ずかしや。
自分が標準語を喋れていなかったこと、関東の人間ではないことを実感しました。
痛感、実感。東京にきたことで、愛知で普通に生活していた頃よりも自分のことを知ったような気がします。
環境を変えると自身や他人を違った目で見ることが出来て、より深く知ることが出来るなと最近たびたび考えます。
自分を、誰かのことを知るために、いつもと少し違うことをしたり、いつもと少し違う場所へ行ってみるのはとてもいい体験なのかもしれないですね。
いつもの学生会館とは違う、池袋の東京芸術劇場に通いながら、そんなことを考えました。
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