おつかれる|飯尾朋花
おつかれさまです。
飯尾朋花です、演出助手です。
「おつかれさまです」ってことば、便利ですよね。
朝も昼も夜も使えるし、めうえの人にもめしたの人?(後輩とか年下とか)にも使えるので便利です。とてもいいあいさつだと思います。
(ほんとうは、「おつかれさま」ということばは立場がうえの人がしたの人に使うのが正しいのですが、現代はめうえの人に使うのも許容されてきているそうなのでこの文章内でも許容していただきたいです。)
とても便利なので、たくさん使ってるんですけど、あるとき元気なパリピっぽい大学の知り合いに会って、「あ、おつかれさまです~」と言ったら笑われてしまいました。
こっちは「おつかれること」してないのになんで「おつかれさまです」っていうの、と思って笑えたらしいです。
たしかに、私もパリピも別につかれてなかったしなんなら結構元気な方でした。
・・・・・・・。
私は、「おつかれさまです」と言うことで勝手に相手がつかれているときめつけていた......?
ショッキングでした。「その通りだわ………」と言ってしまいました。
相手を勝手にきめつけてしまうのはよくない、そういうことはしないように気を付けて思いやりを持って生きていくぞ、と思っていたのに。まさか便利だと思っていたあいさつできめつけ行為をしてしまっていたなんて……。
ていうか、明るい雰囲気の子に対してこの子はパリピだろうときめつけてパリピと呼んでしまっていなかったかさっき。これもきめつけ行為ではないか。パリピって呼んでごめん、おつかれさまとか言ってごめん、めっちゃきめつけてごめん。
考えすぎか。
こんな感じで、私はあいさつ一つにも考えすぎってくらい考えて心配して生きてます。つかれるわ。
わたし、おつかれさまです。
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