わたしのオシゴト|岩谷まどか



こんばんは。はじめまして。


いいへんじ『あなたのくつをはく』の演出助手を務めさせていただきます、岩谷まどか(えぽ)です。


昨日は、いいへんじ『あなたのくつをはく』の稽古でした。

みなさん頭が良すぎます。回転が遅い私はみんなの思考について行くのが精一杯、頭の中がごちゃごちゃになりました。次回までに整理しなくちゃ。

(いや、本当、面白いお話になりそうなんです。わくわくです。毎日稽古したら頭良くなりそう。)



23時からいつものバイトがありました。


バー。です。


シフトの融通が効く夜職を探していて辿り着いたお仕事。

15分前には到着して、着替え、メイクし直して、髪の毛を整えてもらって、お店に出ます。

たくさんの人と接するお仕事なので、どんなに疲れていても、しゃんっとしてなくてはいけません。


『いつでも私はプリンセス!』的な気持ちで臨んでいたら、この前「堂々としてるのがカッコよかったからもっとお話したいと思った」とお褒めの言葉を頂きました。いえーーーーい!

で、2時間の接客が終わり、同僚の女の子たちの愚痴や惚気や相談事を聞いたり、喋ったりながら、またねーって送りの車で家まで帰りました。


私は、仕事のことを聞かれたら「バーです。」としか答えないと決めています。


幸いにして、私は今まで、社会に出るまで、偏見を持たない友達に囲まれて、やりたいことをやらせてくれる親に恵まれて生きてきました。

私は誇りを持てる仕事しかやりませんし、どんな仕事でも蔑まれるべきではないと思っています。こんなにたくさん人と関われてお話し出来るおもしろい仕事はありません。

周りの女の子たちが可愛く接客しているところ、大声で手を叩いて笑うので、お客様からは「オッサンくさい」と評される私ですが、だからこそ、友達感覚で誰にも言えない悩みを打ち明けて下さるお客様もいらっしゃいます。



こういう場所だからこそ。

刹那的な関係の人にだからこそ。

そういうところ、結構演劇にも近いんじゃないかしら。

っていう話もしたい。


胸を張ってバイトの話をしたいけれど、やはり、今の社会ではまだまだ敬遠されがちで、拭いきれないイメージが浸透してしまっているのも事実。


つい、私の「バーの」お仕事の話をしてしまったが最後。それだけで「たかが」「どうせ」と私の価値を決めつけられ、話さえまともに聞いてもらえなくなること、実際、多々あるんです。



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