2日目 3日目|中島梓織
こんばんは、おぺです。
劇場で皆さまと、お会いして、お話ししての毎日。はじまってしまったら、あっというまに、終わってしまいます。
明日で『夏眠』が終わってしまいます。
夢を見ているとき、あ、これは夢だな、と思いながら見ていることがあります。
『夏眠』の稽古期間は、毎日たのしくて、毎日くるしくて、これは夢だな、たのしいから覚めないでほしいな、これは夢だな、くるしいから覚めてほしいな、でもやっぱり、ふかふかのふとんは愛おしくて、ずっとずっと覚めないでほしいな、そんな、明晰夢のような毎日だった気がします。
だけど、いま思えば、そこにあったのは夢でもなんでもなく、たしかに「ほんとう」でした。わたしたちは、楽しくも苦しくも、嬉しくも悲しくも、わかっていても、わかっていなくても、「ほんとう」を共有していました。
夢じゃなくてよかった。
それをまた、皆さまと共有できる場所として、劇場ってとてもすてきな場所だなあと改めて思いました。
会いにきてくれた皆さま、会いにきてくれる皆さま、ほんとうにありがとうございました。ほんとうにありがとうございます。
明日も早稲田小劇場どらま館でお待ちしております。
「りょうたくんばーじょん」は今日が最後でした。
22才のスギタくんをかわいくやさしくにくたらしく演じてくれた萩原さん、ありがとうございました。おつかれさまでした。
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