キツかったあ|中島梓織



こんばんは、おぺです。

『夏眠』の完本が素直にうれしくて素直にお酒を飲みました。楽しかったです。ありがとうございました。


こんなことあんまり言わないほうがいいと思うんですが、あんまり言わないほうがいいことを言える、むしろ言おう、みたいなところがあるこのブログでなら言えるかな、言おうかな、言ってしまおう、みたいなところなのですが、

キツかったです!

何がキツかったかはあまり問題ではないので、何がキツかったかは言わないでおきますが、まあまあ、キツかったです。

いつもに比べるとすごく時間を使ってしまったし、周りがどうとかではなくて、(かえって何も言わずに待っていてくれて関係者のみなさまほんとうにありがとうございました。救われました。)自分的にはう〜ん?もう〜?はやくして?!って感じで、やっとかよ〜?!って感じです。


でででで、何がキツかったかはあまり問題ではないんですよ。

わたしが、いまなんかちょっとあんまり、気持ちよくないなあと思っているのが、わたしが「キツいこと終わった〜やった〜よかった〜」と思っていることです。

は?

は?ですよね。ごめんなさい。

ちゃんと言うと、台本書くって自分で決めて、このテーマで台本書くって自分で決めて、これくらいまでには書き終えるぞって自分で決めて、よ〜っし!って、全部、自分で始めたことを「キツいこと」ってまとめて形容しちゃうことです。

そして、心のどこかで、「キツかったけどがんばったし、それなりのものが返ってくるだろう〜」と思っている自分がいることです。

ちょっとなんか気持ちよくないなって。


恥ずかしいですけど、自分で自分を褒めることとか、自分で自分を好きでいることとかは、悪いことじゃないし、むしろいいことだし、意識的にやっていこう!としてることなので、「がんばったね〜」という気持ち、それ自体はもちろん、いいのですが、

がんばったということだけで、思考が停止してしまったら、元も子もないな、と思いまして、というか、普段から、思っていまして、、

しかも、演劇をつくるということに関して言えば、演劇は誰かといっしょにつくるものなわけで、つくったものを誰かに見てもらうものなわけで、「がんばったね〜」で、自己完結やら自己満足やらしてしまったら、それって何のためだったの?って、なってしまうわけですね。


だからもうなにが言いたいかというと、いまの自分になにが言いたいかというと、

ここからだからな!


今回は、テーマも、題材も、個人的に「おなかいたくなっちゃう」ものばかりであふれていて、もうほんとにね、おなかいたくなっちゃう。おなかいたくなっちゃうんです。

おなかいたくなっちゃうんですけど、やっぱり、みんなと、いっしょにつくったり、見たり聞いたり感じたり、考えたり、したくて、そのために、どうにか、かたちにしたいと思っています。

ひとりでつくって、ひとりで考えて、完結するの、満足するの、いやではじめたことなので、やりきります。ふんばります。がんばります。おなかいたくなっちゃうけど。がんばります。

だから!ここからだからな!しおりちゃん!




でも、やっぱりね、こういうところで、あんまり言わないほうがいいんだと思う。こういうところで、あんまり言わないことなんだと思う。だいたいの場合は。でも言っちゃうんだよなあ。

そういうブログだし、そういう作品だと思います。



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