同じが怖い|松浦みる
緑のたぬきをずぞぞぞ中です
気づいたことがあって!
今までのブログの、出だし、
2人は見事に「こんばんは」「こんにちは」から始まっているのに対し、私は見事に毎回挨拶なしでいきなり文章始めているんですよ! 本当に見事にそうでびっくりしました。
意識せずそうなってて、
てか意識してないからそうなってるんですけど、
そういうとこだよな〜 と思いました。
ぱっと見、とか冒頭でちょっと普通を避けたいというか。普通の形式じゃいきませんよ〜を最初に出しておきたいというか。
大多数が思っている「普通はこう、みんなはこう」をあとで覆せるほど自分に自信がないしエネルギーもないので、みんなが油断している最初の第一印象の方で一旦変わった奴感見せときたいなみたいな。
だから話し方とか柄柄しい服とか
なんかね、第一印象にこだわっちゃうんですよね〜
ああ恥ずかしいムリ…
人と同じだと、怖くないですか?
これも普通は、「人と違うと」怖くないですか? というところだろうなと分かってて言ってます。
どっちもある。けど最初に出るのは
同じは怖い の方です。
ん?違うな、人と完全に同じだと別に怖くないんですよ!
でも完全に同じなんてありえない!
どこかで必ず違うはず!!
だけど私には、「いやごめん、それは私違うと思う」と言えるエネルギーはない!
あなたと私は似てるよね、って思われることが怖くて、前提として似てるよね同じだよね があると同じじゃなかったときの衝撃とショックが大きくなるような気がしています。
いやいやなに急に違うこと言い出すの
なんでわからないとか言うの!?
って攻撃的になりやすくもなると思います。
最初から、ああなんか違うなって思われてたら、ああやっぱ違うわ〜で済むし、違うの面白い という興味へ転換しやすかったり。(気のせい?)
だからあなたと私は同じだと認定されるのがすごく怖いです。
それは私が、天性のみんなとは違う素晴らしいセンスと個性を持ったアーティスティックな人間だからじゃなくて(そうだったら話は違う…)
みんなとほぼ同じだからです。
皆さんめっちゃ偉くないですか?
私これ違うわ と思うこと、絶対あるでしょ?1日1個はあるでしょう?
でも同意を求められるでしょ?
「○○だよね〜」と、議論の余地なく同意と共感を求められるでしょ?
でもでも、議論に持ち込まないでしょ?「え、○○なの?どゆこと?」ってつっかからないでしょ?だって相手はそれを望んでいないから!
議論モードじゃない気の抜けたお喋りの場を急に議論モードに持ち込み相手をテーブルにつかせる労力をここで!使いますか!!!
で!?そこで気の抜けた空気を決して崩さない曖昧でバランスのとれた素晴らしい返答「ね〜」をあなたは使いこなす!!!
そうして本当は違う「私も同じ」がお互いいくつもいくつも積み重なって、
本当は違う が重くなってきつくなって
違うって思ったことなんて忘れた方が楽だなってなって、
こうして私たちほーんと気が合うよね〜の共同体が出来上がりました✨
めでたし!!
ううう…
私にはまだ、私とあなたは同じだよねと安易に決めつけないこと、
そして同じだよねと認定されていることを察したら離れて警戒すること
しかできません…
それだといつまでたっても
違いを知り、認め、尊重することができないんです。だめじゃん。
そんなことを考えていることに気づきました。私の反応が、よく相手を不安にさせるのはそういうことだと思います。ううう…
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