あはあは|中島梓織

 

こんばんは、おぺです。


昨日はラジオの収録でした。FM世田谷で明日22時から放送の「劇ナビ!」に出演させていただきます。

インターネットからもお聞きいただけるみたいです。みなさま、ぜひお聞きください!

と言いたいところなのですが、いいへんじ的には言いたいところなのですが、中島梓織本人的には、まあ、聞けたら聞いてください、くらいしか言えないです。

なぜなら、緊張していて、なにしゃべったかぜんぜん覚えてないからです。。変なこと言ってそうでこわい。。


ラジオ、すごく聴くの大好きで、いつかやってみたいというのもあって、昨日もすごく楽しみにしていて、すごく楽しかったです。

同じく下北ウェーブ2018選出団体の、東京夜光の川名さん、スペースノットブランクの中澤さんと小野さん、そして制作の半澤さんとの座談会形式でいろいろとお話させていただきました。

そうそう、やってるときはね。やってるときは、わ〜ラジオ!やってる〜!たのし〜!って感じだったんですが、収録終わって、みなさんと別れて、ひとりで稽古場に戻る電車のなか、ひとりでへこんでました。


なんでああいうときあんなにへらへらしちゃうんだ、わたしは?と。


あは。あはあは。みたいなわたしの顔、わかりますか?あの顔です。

あは。あの〜、はい。あはは。緊張してます。あわ〜、あはあは。みたいな顔で、しかも実際に「あは。あの〜、はい。あはは。緊張してます。あわ〜、あはあは。」って声に出してますからね、全部。

下北ウェーブの面接のときも、下北沢演劇祭の結団式のときも、公開討論会のときも、昨日のラジオも、それに、稽古場に見学に来てくださった方とのディスカッションタイムのときも、思い返してみれば、そういうばわたしず〜っと「あはあは。あの〜」って言ってるわ!!はあ!?ってなって、へこんでました。


はあ。


わたしは、「スピーチ」より「トーク」のほうが緊張しちゃう人間なんだなということに、最近気づきました。

「トーク」は普段のおしゃべりとは区別してます。基準は、その会話がある程度「公」であることです。今回のラジオとか、この間の公開討論会とか。わたしとあなたのほかに、この話を聞いているひとがいる。

「わたしとあなたのほかに、この話を聞いているひとがいる」って意識しちゃうとね、なんかね〜!だめなんですよね!緊張しちゃうんです。変なしゃべり方になっちゃう。あはあは。って言っちゃう。

変なしゃべり方になっちゃうなら、もうそういうひとですよ〜ってことにしたい?あはあは。って言って、「あっ、このひとはあんまりうまくしゃべれないひとなのかな?」って思ってもらいたい?

わ〜けじゃないのに〜!

目の前のひとのことぜんぜん見えなくなってるし、聞いてるひとのことを考えてるふりしてそれはただ意識してるだけで、結局は自分がどう思われるかのことしか考えてないや〜ん!

ノットスマート!!

わたしも、スマートにお便りの紹介とかお悩み相談に乗ったりとか曲紹介とかしたいですよ〜(?)


あはあは。がいいか悪いかは置いといて、あはあは。が自分を守るためだけのものになっちゃってたら、そりゃあよくないと、思います。

わたしが話すとき(スピーチ)も、わたしとあなたで話すとき(おしゃべり)も、わたしもあなたで話すことを聞いてもらうとき(トーク)も、やっぱり、伝えたいひとのことを見えなくなっちゃったらいけないですよね。。


今回の公演はアフタートークもさせていただくことになっているので、見直さないとなあ。「あは。あの〜、はい。あはは。緊張してます。あわ〜、あはあは。」を。

それがいいか悪いかじゃなくて。どうやったらちゃんと聞き手に真摯になれるのかを。



ここまで大反省してたら逆に聞きたくなっちゃいますかね。。


0コメント

  • 1000 / 1000