大人への幻想はあまりない/松浦
昔から大人の中に混じることが多かったかもしれません。
親かな…母の仕事についていくことが多くて、まわり全員大人っていう環境には慣れてるのかもと思います。
「あっ娘です」の立ち位置でいたはずなのに、子供らしさを出して大人から可愛がられる子には育たず、
どっちかというと
大人になめられたくないぜ!
な子に育ったのはなんでだろ
迷惑をかけてはいけない、邪魔をしてはいけない とはずっと思ってたかな〜
基本は待ってるだけで、
大人たちと会話するのは話しかけてくれたり一緒にご飯食べたりしたときですが、仲良くなりにいこうとできません。
圧倒的にこっちが知らない情報が多すぎてついていけないし、
やたら適当なアドバイスしてくるし、
「それは何ですか?」
「そうじゃありません」
言い返したいこともあるけど、
私を和ませるための会話であることは分かっているので、
気に留めてくださってありがとうございます、のお返事で終わらせてしまいます。
私がそこでその場で何を考えているかを言っても、大人と対等に話せないのが悔しくて、
世代も経験も態度も責任も立場も何もかも対等でないのが悲しくて、
でも大人の世界にはずっと触れていたいから、(得なことは間違いないし)
子供っていう立場を利用して、黙ってそこにいさせてもらってます。
私が安心して私の話をできるのは
私を面白がってくれる方の前です。
高校3年くらいからそういう方に恵まれ、おかげで地元に帰れば第二の父母がたくさんいるのですが、
「同級生と話が合わなさそうだよね」
と言われてました。
なんかもう、等身大って何〜!!
って!
思ってたけど!!
いま、同じくらいの歳の人と演劇してる私は等身大で、
前と同じように大人に混じったとき、あっここは私の居場所じゃないと思えたのはもうかなり等身大で、
そう気づいたら逆にその場にいやすくなったのとか、
面白がってくれる人にたくさん出会えるようになったのとか、
どうしたどうしたって感じです。
ゴメンなさい、
今日も大人の中に突入してきます!
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