ぺこり/木村
こんばんは。
1日経ってしまいましたが、いいへんじ『パパ』終演いたしました。
わたしは公演が終わると信じられないくらいてろてろのほよほよになってしまうので、たくさん思ったこともあるんですがまだ思い出せません、文章まとめる能力が今2くらいです!驚かないでください。
わたしが「木村のばら」としていいへんじに加入して、初めての作品でした。
何を変えて、何を変えずにいくか、また、それを出すかどうか、色々思ったりしました。
私があるべきあり方をしよう、という思いと、私自身の心や身体の状態とは、また少しずつ違うのかもなと思ったりも、しました。
私自身の中で思うこと、考えることは、意識の中でも、無意識下でも、あった気がしていますが、そのバランスの取り方は考えて分かるものではないなとわかりました。
なにか難しいことを言っている風ですが自分でも全く分からないまままとめてしまっています。
今回は、いいへんじの作品の中では少し珍しいものだったと思います。
それを、らしくないと捉えるか、それもありと捉えるか、はたまた別の考えがあるか、分からないです。
ただ、まだまだ始めたばかりの私が、らしさを決めていては、私は少し、お鼻が真っ赤な妖怪になっちゃうんじゃないかと、思っております。
わたしは今回の作品は、いままでで一番楽しかったです。
お客さんも楽しんで下さった方が多かったと思います。
内容がどうあれ、お客さんが楽しんで下さる努力をするというのは、提供する側として、演劇に限らず、当然のことだと改めて思いました。
あれやこれや、私たちの中での考えることはありますが、その前提があってこそ、考えることが、自分の中で許せるような、そんな気持ちです。
その前提をほんの少しだけ作れた気にもなっています。
今回、初めて家族全員にこの劇を観に来てもらいました。
いつもお客様はいるのに、不思議と、身内なのにも関わらず、お金をいただくこと、遠くまで観に来ていただくこと(大雨が降ってびしょ濡れの日もありました)に対して、演劇で応えることの難しさを痛感しました。
やっている側のことを理解しよう、など全く思わず、ただ、何かを期待して、観に来る家族を、裏切りたくないという気持ちがとても強くありました。
今回は、期待に応えられるか分からないけれど、裏切ることだけは無いという自信があり、初めて声をかけました。
そして、それはお客様に対しても当たり前のように持つべき考えだと私個人は、常に思っていました。
それはいいへんじにおける木村のばらの役割の一つとしての、私の考えでもいいのかもしれないと、今思います。
ここまで思ったことを読み返さず書いてきてしまいましたが、最後なので、お許しください!
稽古は本当に楽しくて、毎日笑っていました。
なんて素敵な人たちなんだろうかと、本当に一人ひとり違った魅力がある役者と一緒に舞台に立てたことが幸せでした。
きっと同じメンバーで舞台に立つことは無いだろうし、そんなことふだん思わないんですが、今回は、何だかとても寂しくなったりしてしまいました。
この30分の短い作品が、お客様のなかにはもちろん、役者のみんなの中にも、できるだけ長い間いて欲しいなんて、思ってしまいます。
夏ばてしている場合じゃないですね、もっともっと、私も魅力ある人間になりたいです。そう思わせてくれてありがとう。感謝しています。
まとまりがなくてごめんなさい。
本当に、ご来場下さったお客様、スタッフの皆さん、役者のみんな、作演中島、ありがとうございました。
そんなわけで、また、お会いする時まで!
せいいっぱい頑張ってまいります!
まだまだ夏は長いです、体調、お気を付けて!
ママ役、木村のばらでした!
おやすみなさい。
木村のばら
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