ながいよ/中島
おはようございます、おぺです。
いいへんじ『パパ』、無事終演いたしまして、中夜祭、打ち上げまで、たっぷり楽しませていただきまして、また新しい朝です。と言いたいところですが。聞いてください。
定期を落としました。
東京に来てこれで三回目です。電車の中で落としたのは二回目。駅での対応ももはやスムーズ。こちら側が。あとは見つけて拾ってくれるひと待ちです。
今度こそ失くさないようにって、あのビヨンビヨンするやつがついているやつにしたのに、結局どこにもつけずに手で持ってるから、また失くしてしまいました。
家に帰ったら、終わってしまった公演に思いを馳せて、ひとり静かに涙する、みたいなのが理想だったんですけど、まったくもって叶いませんでしたね。あ〜あ。
そんなことはいいんです。
改めまして、いいへんじ『パパ』無事終演いたしました。ご来場いただきました皆さま、スタッフの皆さま、短編Aグループでご一緒させていただいた、劇団コギトさま、譜面絵画さま、ほんとうにありがとうございました。おつかれさまでした、最後まで。
きちんと舞台と客席がある劇場公演、シアターグリーン学生芸術祭、おまつりだね!ということで、やりたいことをとにかくたくさんギュギュギュッとつめこみました。
普段、どうしても難しい顔をして考えがちなわたしたちが、最初から最後まで、こんなにけらけら笑っていられたのは、はじめてのことと言っても過言ではありません。なんともゆかいな男の子たち、そして、いっしょに楽しんでくれたスタッフのみなさんのおかげです。ほんとうにありがとうございました。
そしてそれは、観ていただいた皆さまも同じだったようで、いつもよりも、肩の力を抜いて、最初から最後まで、けらけら楽しんでいただけた作品だったのではと思います。
好きなひとたちと、好きなことをやる、おまつり、という点では、大成功だったと思うし、ほんとうに大好きな作品になりました。
ただ、このような作品を作り続けることだけが、このユニットでやりたいことかな、というと、それだけではないんですね。
とっつきやすさ、とっつきにくさ。分かりやすさ、分かりにくさ。どれくらいの距離が、みなさんと心地いい距離なのか、どれくらいの距離が、みなさんに楽しんでもらいつつ、ともに考えられる距離なのか。
大学に入ってから四回やってみましたが、正直まだ、ちょうどいいところが見つかりません。それを見つけるまでの間、まだまだ、早くなったり、遅くなったり、明るくなったり、暗くなったり、くっついたり、はなれたり、いなくなったり、いろいろ回り道をしてしまうと思います。長い道のりだと思います。ごめんなさい。
だけど、わたしはあなたと共に考えたい、ということと、ひとつひとつの作品を必ずその作品に見合ったかたちでおもしろくすること、これは変わりません。約束します。
なので、もしよかったら、こんな気まぐれな、こんなめんどくさい恋人みたいな、こんな感じのユニットなのですが、いつか、名前を思い出していただけたらと、思っております(これがもうめんどくさい)
こんな感じですが、改めまして、いいへんじを、よろしくお願いいたします。
というわけで、たった今、落とし物取り扱い所に中島梓織さんの定期が届いているとの電話が入りましたので、ダッシュで高尾へ向かいます。お騒がせしました。
現実は甘くない。理想の世界って作れるかな、って思うけど、作れたところで、また新しい理想を思い描いてしまうから、終わることはない旅ですね。また、その旅の途中で、お会いしましょうね。
なんかすごいかっこつけちゃった。何度も定期失くすようなばかなのにすみません。
長文失礼いたしました。では。
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