記憶力/中島
こんばんは、おぺです。
また更新を忘れるところでした。たぶん二日空くからだと思います。でも、忘れませんでした。よかったです。
忘れっぽいんですよね。とても。
やらなきゃいけないこととか、そういうこともそうなんですけど、昔の記憶とかもあんまりなくて。いや、たぶんあるんですけど、わざわざ思い出すことがあんまりない。今を生きてるとかそういうかっこいいやつでもありません。ただたんに、あんまり覚えていることの数が少ない。幼稚園の頃の記憶とか、ほとんどないです。なぜ。
でも逆に、どうでもいいことをすごく濃く鮮やかに覚えてることとかはあります。どういう景色で、どういう気候で、どういう順番でわたしとあなたが、どういう風にしゃべって。「それ前も聞いた」ってつっこまれながら、けらけら笑っちゃう、どうでもいいシーン。
狭く深く、なのかもしれませんね。同じことばかりぐるぐる思い出してるんでしょう。たぶんそこにはぐるぐるするだけの自分なりの「思い入れ」があって、自分なりの解釈になっちゃってることもあって、他人には理解されないことが多い。
解釈を伴う記憶は強く残るって勝手に信じています。たとえば、歴史の勉強とか、ただ単純に言葉を覚えただけじゃすぐ忘れちゃうけど、自分でストーリーを解釈できると忘れにくくなる、みたいな。
わりとわたしたち、そういうことを自分勝手にやってしまっているかもしれません。数少ない、わたしのなかに残っている濃く鮮やかな記憶は、自分の都合のいいように解釈したものかもしれない。そういわれてみれば、その記憶、きれいなものばっかりかも。みたいな。
テスト勉強みたいに「ただ覚えておくため」の記憶だったらそれでもいいかもしれないけど、だれかと共にしている時間の記憶は、それだけじゃだめな気がする。めぐりめぐって、こんなことになるなんて。みたいなことが起こっちゃうような、そんなことがあってもおかしくない気がする。気がするだけで、どうしたらいいのかはまだ分からないけど。
答えが出ないこと考えちゃいましたが、ブログを忘れずに書けてよかったです。わたしなりの解釈があるのでね、このブログにも。
今日の稽古も楽しかったです。
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