ありがとうございました/中島


こんばんは、おぺです。

遅ればせながら、いいへんじ『ハイ』にお越しいただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。

やりたいことをやらせてくれる、というとざっくりしてしまいますが、やりたいことを一緒にやってくれるみなさん、やりたいことを支えてくれるみなさん、わたしたちのやりたいことをわたしたちのやりたいこととして受け入れてくれて、楽しみ方を見つけていただけたみなさんに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

びっくりさせて、ごめんなさい。

わたしは、自分がつくる作品がどんな作品と言えるのか、自分でもまだよくわかっていません。人間が洗濯機になっちゃったのも、巨大な円形舞台で女たちがわちゃわちゃしちゃったのも、客席が大変なかたちになっちゃったのも、全部、いつの間にかそうなっちゃっていたことで。

無責任かもしれません。

一緒にやっていきたい、と言ってくれる人を毎回混乱させているし、前回のような感じだと思って来てくださる方をびっくりさせてしまうこと、そんなことばかりです。

だけど、そのとき、わたしが、あなたと考えたいこと、それがあって、それを一緒に考えるためのかたちを選んでいるということは、胸を張って言えます。

わたしたちは、ここにいるので、どうか、気持ちいい距離を見つけてください。どんな楽しみ方をしていただいても構いません。そこに答えを用意せずに本番を迎えるのがわたしたちです。だから、皆さまからいただくひとつひとつの感想が、作品の一部になっていくといっても過言ではないのです。

やっぱり無責任に聞こえるかもしれません。ですが、「こういう楽しみ方」を押し付けない、という責任だけは、ずっと持ってやっていくつもりです。


次回作品『パパ』の稽古が始まるまで、このブログはしばしお休みとなります。

もしかしたら、ぐるぐる考えてしまって、あなたと何かを考えたくなったわたしたちが、ふらっとやってきてしまうかもしれませんが。

もしよかったら、またどこかで、また一緒に考えましょう。

やっと始まったばかりのいいへんじ。ぜひ、これからも、よろしくお願いいたします。

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